常光寺常光寺

常光寺

《常光寺縁起》


当山の創立は不明でありますが、室町時代の栄徳二年(1383年)、恵覚和尚が飯綱大権現を勧請し再興、高野山より法流を相伝した。真言宗の寺院であります。
江戸時代に入り、文政二年(1812年)山火事により、元禄十三年(1701年)に建立された権現堂本社を残し、伽藍を焼失しました。
天保三年(1832年)に本堂(平成四年外部改修)の再建、明治十年(1878年)護摩堂(現薬師堂)が再建されました。
本堂には本尊大日如来を中心に、不動明王や諸佛諸尊を祀り、筑摩三十三カ所観音霊場、第十八番、札所本尊であります聖観音、また塩尻の伝説に伝わる、養蚕の安全を守る唐猫などの諸佛が祀られています。
薬師堂には薬師如来を中心に、十二神将や大黒天・十王像が祀られています。
また、この薬師堂は当山の写経所として、自由にお写経をすることができます。
当山は、特に飯綱大権現が大衆から厚く信仰され、養蚕を中心に生計を営まれた時代には、県内はもとより、山梨県や岐阜県に至るまで、養蚕の繁栄や諸願成就を願う数十万人の信者を有し、参詣者の絶え間がなかったといわれています。




 


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常光寺

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